ほっとな家のスタッフ日記

100㎜外断熱工法による高断熱住宅専門店 島野工務店

サーキュレーター

こんにちは。

設計部の舩橋です。

 

 

今日は

サーキュレーターについてご紹介します。

 

サーキュレーターとは、複数の羽根を回転させて風を送り出すことができる家電です。

空気を循環させることを目的としているため、風量が強いのが特徴です。

製品によって性能は多少異なりますが、衣類乾燥モードが搭載されているものや、扇風機としても活用できるものなどもあります。

左右の首振りはもちろん、上下の首振りにも対応している商品も多く、部屋の空気を効率よく循環させることが可能です。

 

サーキュレーターと扇風機の違いは

サーキュレーターは直線的に強い風を送るのに対し、扇風機は広範囲に風を送るという違いがあります。

サーキュレーターは日本語に訳すと「循環装置」です。

名前の通り、空気を循環させるための家電なので、床に近い空気を天井に送り出せるように強力な風を起こせるようになっています。

一方、扇風機は人に風を当てて涼むための家電なので、人が心地よいと感じる風を送ることが可能です。

つまり、サーキュレーターと扇風機は目的が異なり、そのために起こす風の量や質が違うということになります。

 

冷房から出てくる冷たい風は、部屋の下の方に流れる性質を持っています。

お部屋全体を冷やしたいなら、下に溜まった冷気をサーキュレーターで上方向に循環させます。

サーキュレーターの位置はエアコンの風の通り道にしてください。

エアコンを背にして配置すれば、サーキュレーターが冷気を羽根で送り出し、部屋全体に循環させてくれます。

それでも効果が感じられない時は、エアコンの対角線上にサーキュレーターを配置してみてください。この時、サーキュレーターの向きはエアコンの吹き出し口にします。

そうすることで、エアコンからの冷気を部屋中に拡散できます。

 

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サーキュレーターはなるべくDCモーターのものにしてください。

消費電力が全然違います。

 

DCモーターの扇風機は超低速回転でも送風できるため、風量を細かく調整できます。

たとえば、弱風でも強すぎると感じる場合、風量をさらに弱められます。

 

本格的な暑さももう少しです。

電気代が上がっているこの時代

少しでも省エネを心掛けていきましょう!