ほっとな家のスタッフ日記

100㎜外断熱工法による高断熱住宅専門店 島野工務店

V2H

こんばんは。

 

設計部の舩橋です。

 

 

「V2H」という言葉をご存じですか?

「クルマ(Vehicle)から家(Home)へ」を意味するこの言葉は、電気自動車に蓄えられた電力を、家庭用に有効活用する考え方のこと。

エコカーの新しい可能性として注目が高まっているV2Hのポイントを紹介します。

 

まず、V2Hの普及と関係が深い、EV/PHVの充電方法の進化についてご紹介します。

今まで一般的だったのは、自宅に設置されている100V/200Vのコンセントから充電する方法でした。

その後、家庭用の充電スタンドが登場。

さらに近年では、昼間に太陽光発電で生み出した電力を蓄え、夜間に充電できるように蓄電池機能を搭載した製品も生まれています。

全て太陽光発電で蓄えた電力でまかなうことができれば、電気代(電費)はかかりません。

 

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最後に、V2H機器を導入することによる5つのメリットをご紹介します。

 

1つ目は、家庭用の200Vコンセントに比べて充電時間が短いこと。V2H機器を使えば、充電時間は200Vコンセントの半分。「電気自動車に乗ろうと思ったときに十分に充電できていなかったらどうしよう……」という心配を減らすことができます。


2つ目は、電気料金の節約に貢献できること。日中にクルマに乗る方の場合は、電気料金が安くなる深夜料金で充電することができます。もし日中外出しない場合は、夜間にEV/PHVに蓄えた電気を家庭用電源として使用することで、ピークシフトにも貢献。大幅な電気代の節約が期待できます。


3つ目は、停電時にバックアップ用電源として機能すること。夜間に停電した際は電力会社の給電や太陽光発電の電力が利用できなくても、自動車に蓄えた電力を蓄電池代わりとして家庭で使えるので安心です。


4つ目は、一般的な蓄電池と比べて、電気自動車の電池容量が大きいこと。一般的な家庭用蓄電池は4~12kWhの容量であるのに対し、電気自動車は10~40kWhと大容量。より長い時間、電化製品を使用することができます。



まだまだV2Hは高いので

将来的に導入出来るよう配管を行うことも出来ます。

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